【愛犬と車中泊の旅#9】東京から念願の九州初上陸！念願のハウステンボスや湯布院や地獄めぐりを大満喫

今回、私たちは愛犬のりんたろうと一緒に、ハイエースのばんじろうで未開の地である九州へ車中泊旅をしてきました！

車中泊旅のいいところは、なんと言っても「自由気まま」で「愛犬とずっと一緒に」旅ができること。わんこ同伴NGのごはん屋さんしかなくてもテイクアウトがあれば大丈夫！わんこ同室の部屋の予約が取れなくても大丈夫！

愛犬と一緒の旅行は何かと旅費が高くなりがちですよね…金額だけじゃなく、ちょっと遠出となると新幹線や電車の長時間乗車も負担にならないか気になるところです。

車中泊なら好きなタイミングで休憩もとりつつ、気まぐれな旅が可能！記事後半では今回の宿泊費用も公開しています◎

泊まりがけでの旅行はもちろん、日帰りおでかけスポットとしても楽しめる事間違いなしの歴史と景色を満喫する関東からの九州車中泊の様子をご紹介しますー！

目指すは九州！…ってどうやって行くの？

いつかりんたろうを九州に連れていきたい！私たち飼い主も福岡しか行ったことがない！！という事で予定を立てた今回の九州旅。一番の目的はわんこ同伴OKの「長崎ハウステンボス」！

0日目＆1日目～四国を通って九州まで一気に移動！

◆関東→四国→フェリーで九州へ！

まずは初日、夜のうちに自宅を出発し目指すは四国！途中、深夜1時頃にSAで仮眠をとって、早朝から再出発のプランに。おかげで大きな渋滞等にも巻き込まれず、朝の9時頃には無事に四国へ到着しました。

車中泊旅を始めた頃は、ここ四国が目指していたゴールだったのに…今回はここが通過点になるなんて…

今回四国を目指したのは、陸路からではなくフェリーで九州へ向かうため！国道九四フェリーで初の九州を目指します！

この国道九四フェリーは四国から九州まで約70分で行けるフェリーです。そしてもちろん、わんこの乗船もOK！乗船には全身が隠れるキャリーが必要です。船乗り場に隣接した施設には無料のドッグランもありました◎乗船前にランランできるのも嬉しい♪

乗船手続き時に「全身が隠れるリュックタイプのキャリーでもいいですか？」と窓口にて確認したところ「持ち手、取っ手のあるキャリーのみ可」と職員の方にお答えいただきました。乗船の際にはリュックやスリングではなく、持ち手のあるタイプのキャリーを準備してくださいね！（ソフトキャリーも車に積んどいてよかった～！）

国道九四フェリー注意事項

・乗船は猫または小型犬に限り3辺の和が120ｃｍまで、ふたができて全身が隠れる持ち手のあるキャリーで可
・中型・大型犬は車内残留にて乗船可能（飼い主さん一緒の残留は不可）
・カーペット席・展望室・個室への同伴不可

ランランしてすっきりし、いざキャリーで乗船！ここからは九州まで約70分の船旅です。北海道に帰ることを考えれば70分なんてあっという間…（笑）

展望デッキはわんこOKなので、途中で展望デッキにも行ってみました！ちょっと寒かったけれど、お天気も良くて最高！しばらくすると九州が見えてきて…ついに上陸か…！とわくわくしつつ、着岸を待ちました。

ちなみに今回の船旅、乗船も下船も「運転手・同乗者は一緒に車で乗船・下船」でした！

 

◆＜車中泊１泊目＞RVパーク湯布院／くるま旅クラブ

大分のお湯を日帰り温泉で楽しんで、スーパーでご当地飯を買い込んで、九州での一泊目はRVパーク湯布院。こちらのRVパークは色んな観光地へのアクセスも良く、管理棟もとっても綺麗でした。電源もあるのでとっても便利◎

ちなみにこの日RVパークは満車！予約しておいてよかった～！

そして今までにないほどのわんこ率！！！大きなキャンピングカーや同じナローハイエース、ワイドハイエースと色んな車に車中泊わんこがたくさんいました◎多頭の方も多く、朝のお散歩ではたくさんお友達ができました♪

車中泊をする際は、どこの駐車場でも宿泊可能なわけではありません。SA・PAでの車中泊は原則禁止（仮眠はOK！）、お店等の駐車場ももちろん禁止です。

2日目～いざ九州観光！地獄めぐりに湯布院散策！！

◆大分といえば…地獄めぐり！

２日目から九州観光本番！まずは大分で地獄めぐりをしました◎

地獄めぐり…といっても、今回は時間の関係もあって隣接している2か所だけ…（笑）とはいえ、インパクト抜群の血の池地獄と龍巻地獄は見ごたえ抜群！！！タイミングよく間欠泉が噴き出すところも見れたし、鬼さんと写真も撮ってもらえました◎

今回は血の池地獄に車を駐車し、二つの地獄を楽しみました。血の池地獄の駐車場はかなり広かったです！お土産屋さんもりんたろうと一緒にゆっくり楽しむことが出来ました◎どちらもお土産屋さんはありますが、血の池地獄の方が広くたくさんの商品がありました。

大分の湯けむり展望台へも寄り道。もっと大々的に開けた場所にあるのかと思っていたら…住宅地の中に突如現れる感じでした（笑）

展望台からは湯気がのぼるのをしっかりと見ることが出来ました。そして横並びの民家…毎日この景色を見ているのか…すごい…

数台分ですが駐車場もありました◎

◆湯布院散策！湯の坪街道へ

お次の観光地は一度は行ってみたった湯布院！わんこ連れの観光客も多く、わんこOKのお店もちらほらありました。また、入り口には書いてありませんでしたが「わんちゃんもどうぞ～」と声をかけてくださるお店も！

以前、テレビで見た「かぼすうどん」をどうしても食べたくて…散策中にかぼすうどんの看板を発見！さらにお店の前にテラス席を発見！！ただ、わんこOK等の文字はどこにもなく…だめ元でお店の方に伺ったところ「テラス席でしたらどうぞ」とお答えいただき念願のかぼすうどん！！！とり天もふわふわでとっても美味しかったです…また食べたい…

【湯布院名物　元祖豊後肉汁うどん】

食券方式／店内わんこNG／バギー非推奨

テラス席が数席あります。店内で食券を購入し注文、自身で受け取り、食後は店内へ食器返却です。そのため、１人と１ワンでの来店は難しく、２人以上での来店になると思います。また、バギーだとテラス席でかなり場所を取ると思うので、リュック、スリング等での来店をお勧めします。

◆これぞ車中泊の醍醐味！突然の絶景に出会う

湯布院を堪能した後は、本日の宿泊地に向かって出発…したところ、道中で絶景に出会いました！！

ぐるりと山に囲まれ西日に照らされた街を見下ろせる展望台からの景色は最高…だったけど…ところでここは…どこだったんだろう…（笑）

◆＜車中泊2泊目＞RVパークB＆B阿蘇／くるま旅クラブ

お風呂を済ませて、ご飯を買って向かった2日目のRVパークでもたくさんの出会いが！予約で利用できる囲炉裏なんかもある電源付きのＲＶパークだったんですが…なんだかとってもアットホームな空気が最高のＲＶパークでした。

囲炉裏でお話しされていた２組の年配のご夫婦。気さくに声をかけた下さったりといい意味で初めまして感がない！（笑）

大きなキャンピングカーでお互いに夫婦で旅を楽しんでいる仲間との事。「これが俺の人生」と楽しそうに旅の話をされていてなんかいいなぁ…と勝手にじんわりしました。「俺もあんなふうな人生がいい」と我が家の旦那（笑）ちょっと関東じゃキャンピングカーは使い勝手が悪いかな！？

この日は12月31日。

キャンピングカーは無理でも「これが私たちの人生」とりんたろう一緒に笑える2023年を過ごしたいね、と話しながら…りんたろうと旦那は0時を迎える前に寝落ちしました…

3日目～車中泊で始まった2023年！

◆みんなで初日の出という一期一会

2023年1月1日

2023年始まって数分で今年一番の衝撃（早すぎ）

日の出の時間遅すぎない！？

実家（北海道の東側）に住んでいたころ、毎年家族で初日の出を見に近所の海沿いへ行っていたんですが…7時前には日の出だったのに…7時過ぎてから日の出…！？日本って…長いな…と衝撃を受けつつも、温かい恰好で車外へ。

初日の出を見ようと、次々に他のバンライファーさん達も車外へ。少しずつ明るくなったRVパークで「明けましておめでとうございます」とみんなでご挨拶。続く言葉が「今年もよろしくお願いします」ではないのは、みんながバンライファーだからなんだろうなぁ。「〇〇から来たんですね」「何時間かかったの？」と自然と話題はそちらへ。

りんたろうもみんなに可愛いともてはやされ、そりゃあもうご満悦（笑）

そうこうしているうちに、日の出の瞬間。

この先、一生このメンバーで見ることはないだろう初日の出。そんな一期一会の出会いで2023年が始まりました。

◆阿蘇神社に熊本城と熊本を堪能！

新年一発目！初詣は阿蘇神社へお参りに。

少し早めに到着しましたが、近隣の駐車場は満車。少し離れた臨時駐車場に運よく駐車できました。この日は元旦、りんたろうの他にもわんちゃんがちらほら参拝に訪れていました。阿蘇神社は参道が横参道となっていて、参道の先には阿蘇山を見ることができました。

参拝後は熊本城へ！とはいえ…この後の予定があったのと、熊本城の特別公開はりんたろうと一緒に行ける範囲も「屋外のみ」だったので、今回は遠くから眺めるだけの熊本城。お散歩がてら寄った二の丸広場からは熊本城もばっちり見ることができました！晴天の空の下、獅子舞は熊本城を横目にルンルンお散歩が出来ました♪

◆今回の旅の目玉！ハウステンボスへ！！

今回「九州へ行こう！」となったきっかけは、ハウステンボス。

というのも、北海道に住んでいるときから知ってはいたハウステンボス。北海道からじゃ遠すぎて「いつか行きたい」は社交辞令レベル。関東へ引っ越してきてハウステンボスのCMを（多分）初めて見ましたし、商業施設にハウステンボスのポスターがよく貼られていました。

すごい！ハウステンボスって長崎なのにこんなところにまでCMが！！

と、感動したのを覚えています。そしてりんたろうをお迎えして、初めて知ったこと…ハウステンボスはペット同伴OK！！！いつかりんたろうとハウステンボスに行きたい！と思ったのが最初…それから1～2年…本当に来てしまったハウステンボス！！！

ハウステンボスでは入場時にペット同伴入場参加同意書を記載し提出が必要です。

公式サイトには【マーキング用のお水、フン処理バッグの確認】とありましたが、今回りんたろうはバギーで入場したためか特に確認はされませんでした。とはいえ！一緒にお出かけの際には必ず持参してください！！もちろん場内でのノーリードは厳禁です。場内では自転車やバスも走っていて、伸縮式リードだと危ないかも…と感じました。

場内はフォトスポットになりそうな場所ばかりで写真も止まりませんでした！また、フォトスポットにはスマホやカメラを置ける台も設置されていたので、家族みんなで写真を撮ることが出来ました◎

ハウステンボスに行く！というだけで何も調べていなかったので知らなかった…ミッフィーちゃん公式ショップがハウステンボスに出来ていたことを…！ナインチェショップやカフェへ一緒に入ることはできませんが…グリーティングにばったり遭遇！りんたろうと一緒に神ファンサをいただきました◎

大きなくまさん、素敵な街並み、そして壮大なイルミネーション…最高に楽しい時間をハウステンボスで過ごすことが出来ました！

今回私たちは利用しませんでしたが、飲食店もテラス席であれば愛犬と一緒に利用できるようです！いつかお花がキレイな時期のハウステンボスにも行ってみたいな～！

ハウステンボス場内ではありませんが、敷地内のお店ではわんこ専用の長崎カステラの販売やバギーの貸し出しも行っていました！帰り際、もちろんりんたろうのカステラとお友達用のカステラを買って最後の最後までハウステンボスを大満喫しました♪

 

◆＜車中泊3泊目＞RVパーク龍神温泉／くるま旅クラブ

九州最後の車中泊は龍神温泉かやぜの湯にお世話になりました。

この日は私たち以外の宿泊のバンライファーさんはなく、お風呂も遅い時間にはほぼ貸し切りに。こちらのRVパークさん…温泉の開いている時間はトイレや洗面は温泉施設のものを利用できますが、閉館後は…なんとオーナーさんのお家（？）を利用させていただけます！（笑）これはなかなか初めての体験…夜はもちろん利用させていただきました。電源もあってごみ処理もしていただけて…そしてアットホーム…そんなRVパークでした。

受付の際に「朝も奥（家）を使っていいですよ」と説明されていましたが、早朝に温泉施設のお掃除の方がいらしていたようで「もう上も空いてるから使っていいよ～」と言っていただき、朝は温泉施設の洗面所（脱衣所）をお借りしました。

帰り際「自家製だから」と旅のお供に黒糖を頂きました。なんだか九州…あったかいなぁ…

4日目～さよなら九州、またくるからね！

◆出発前に…眼鏡橋！

九州を出発…する前に最後の観光地！長崎に行くなら見てみたかった眼鏡橋に立ち寄りました！

この日は風もあったので綺麗な眼鏡を見ることはできませんでしたが…眼鏡橋近くのお店で自分たち用のカステラも購入できたし、絶対に食べたかった佐世保バーガーも見つけてテイクアウト♪次は佐世保で佐世保バーガーを食べよう！と誓いながら、美味しい佐世保バーガーを車中飯して（このあと弾丸で福岡天神のとあるお店にも立ち寄りして）九州旅は無事に終了！

今回の宿泊費は…

初の九州旅！

RVパーク湯布院：宿泊費2500円

RVパークB&B阿蘇：宿泊費2500円

RVパーク龍神温泉：宿泊費2000円+入浴料1400円（1人700円ｘ2人）

という事で、わんこ連れ九州旅行の宿泊費は8400円でした◎

（入浴は龍神温泉以外は近隣の日帰り温泉等を利用しました。金額等…控え忘れました…）

まとめ

以上、初の九州上陸車中泊旅レポートでした！

今回もご当地スーパーで美味しいご当地飯を食べたり、温泉を楽しんだりと盛りだくさんの旅になりました◎

さらには道中で「りんたろう君ですか？」と声をかけていただいたり、RVパークでお会いした方がインスタで見つけてくださってDMをいただいたりと、新年早々色んなミラクルも起こりました…！！

車中泊の魅力はなんといっても「自由」で「気まま」な旅が楽しめること！わんこ連れだとどうしてもホテル代が高くなる…とか、ご当地飯はわんこ同伴できなくて…とか、そんな悩みも解決してくれます◎

そして一期一会な出会いもたくさんあるのも車中泊で各地を巡る楽しみの一つ！

愛犬と一緒に自由気ままな車旅、ぜひ始めてみませんか♪