こんにちは。おでかけわんこ部のけいです。
今回はおでかけわんこ部の愛犬撮影会でもお世話になっている専属カメラマンの三好 沙季さんにインタビューしました!
はじめまして!カメラマンのさきです。おでかけわんこ部さんのわんちゃん撮影会のイベントでも、専属カメラマンとしてお写真撮らせていただいてます♪
インタビューのテーマは「自宅で愛犬をスマホで上手に撮影する方法」です。
「どうしても愛犬の顔が暗くなってしまう」
「他の人みたいに愛犬を上手に撮りたい」
など色々なお悩みがありますよね!
今回はプロカメラマン伝授のすぐに実践可能で無料のテクニックをご紹介します!
またInstagramで募集した「こんな時どうする?」の質問にも答えてもらっていますよ!
是非おうちじかんに試してみてくださいね!!
まずは撮影してみた!〜よくある失敗例〜
まずは私がいつも通りに愛犬を撮影してみました!
うちの愛犬もっと可愛いはずなのに!(親バカ)もっと可愛く明るくそしていい感じに撮りたいいいいいいい!!!
うーん、特に悪いところはない、のになんだかパッとしない…というお写真…!
ではではさっそく添削しましょう!
わんこのお顔が暗くなってしまって表情にイキイキとした感じがなく、普段の可愛さがでていない模様…。お部屋がごちゃごちゃしているのもなんだか気になって、わんこが目立たない感じがしますね。
実はお家の中でも、誰でも可愛くわんちゃんが撮れる方法があるんです♪
家でも誰も簡単に!?ぜひぜひコツを教えてください!さきちゃん先生〜!
プロのカメラマン直伝!愛犬をスマホで上手に撮る5つの方法
はーい!それでは誰でも簡単にできる方法を具体的に紹介しますね!
(1)『明るいところで撮ってみよう』
お外と違い、部屋の中は暗くなりがち。
暗い場所で撮影すると、カメラはシャッタースピードを落として撮影しようとするのでブレやすい写真になってしまうんです。
(1枚目の写真の、けいさんの愛犬がブレていたのもそのため。)
なので、わんちゃんを部屋の中でも明るい場所で撮影すること。
とくに、私のおすすめは窓際です。
窓際だと、お顔も明るくなって瞳にキャッチライト(目の中のキラッとした光)が入りやすいんです。
キャッチライトが入ると、それだけで瞳に輝きがでるので表情がイキイキとし、より可愛らしくなりますよ♪
瞳のキャッチライト!なんだか素敵な響き!
(2)『おもちゃで目線を誘導してみよう』
カメラ目線の写真を撮りたいけれど、なかなかカメラを向いてくれないという時は普段遊んでいるおもちゃを使って視線を集めましょう。
音が出るおもちゃだと、より反応してくれるのでおすすめです。
携帯のカメラをいつでも撮れるように準備して構えておくことがポイントです。
わんちゃんの名前を呼んでおもちゃを見せ、こちらを向いたところをすかさずおさえましょう。
いっしょに遊ぶとわんちゃんも喜んでくれて、より良い表情の写真が撮れると思いますよ。
うちの犬はピーピー鳴るうさぎのぬいぐるみが好きです!試してみます!
(3)『背景を考えよう』
家の中の物が沢山写り込んでくると、生活感がでてとても気になってきてしまいます。
撮りたい場所が決まったら背景にいらないものが写らないか少し気にしてみましょう。
わんちゃんで隠してしまうのも1つの手です。
背景がすっきりするとそれだけでキレイな写真になりますよ。
ついつい生活感が出てしまうんですよね・・・!犬で隠すのは斬新ですね!
(4)『犬と同じ目線で撮ってみよう』
わんちゃんを撮る際によくするのが、わんちゃんよりも上の位置から撮ること。
それはそれでありなのですが、上から見下ろす写真になりがちです。
しゃがんでわんちゃんと同じ目線で撮ると、普段とは違ったわんちゃん目線の世界で写真を撮ることができるのでおすすめです。
わんちゃんと同じ目線の世界を見てみましょう!
いつも上から撮ってました!愛犬と同じ目線・・・見てみたいです!
(5)『写真の編集をしてみよう』
実は、写真は撮った後の作業もとても大切。
簡単な編集作業で、写真が何倍も素敵にになるので試すしかありません。
どんなスマホにも標準で備わっている写真の「編集」で大丈夫。
ポイントは、【「明るさ」を上げる】、【「シャドウ」を上げる】、【「彩度」を上げる】です。簡単です◎
「明るさ」…写真全体の明るさを変更する
「シャドウ」…写真の影になっている暗い部分の明るさを変更する
「彩度」…色の鮮やかさを変更する
写真アプリの編集方法
編集→調整アイコン→ライト→メニュー(明るさ・シャドウを調整)
編集→調整アイコン→カラー→メニュー(彩度を調整)
やっぱり明るくて鮮やかな写真は、パッと見た印象が全然ちがいます。
やりすぎると違和感のある写真になってしまうので、様子をみながら好みに合わせていじってみてくださいね。
明るさはよく調整してましたが・・・!シャドウは知らなかった!
みんなのスマホ愛犬写真困ったQ&A
今回、せっかくプロのカメラマンにインタビューするということで・・・事前におでかけわんこ部のインスタグラムで「こんな時はどうすればいい?」の質問を受け付けました!
質問の多かったものを、さきちゃん先生に答えてもらいました◎
質問①黒いわんこが上手に撮れない時はどうする?
一番多かった質問は、「黒いわんこが上手に撮れない!」でした。確かにお顔が黒くなってしまったり、かわいい表情が写真だとうまく撮れていなかったり・・・!
さきちゃん先生!黒いわんこをスマホで上手に撮る方法・コツってありますか?
『編集でシャドウを上げてみよう』
さきほどのポイント5でもお伝えしましたが、写真を撮った後の編集で「シャドウ」を上げるのがおすすめです。
「シャドウ」を上げると暗い部分が明るくなり、表情もちゃんと見え、毛並みもわかるようになります。
このアフターの写真は、「シャドウ」を上げ、「明るさ」も少しだけ上げました。
「明るさ」は写真全体が明るくなってしまうので、背景などに明るい部分があると白飛びしてしまいますが、「シャドウ」は黒い部分だけを調整して明るくすることができるので、黒いわんちゃんにおすすめです。
ただし、やりすぎると写真が荒くなってしまうので注意です。あとはなるべく明るい場所で撮ってみてくださいね。
シャドウの編集すごい!黒っぽいところだけを明るくするならシャドウ!(メモ)
質問②カメラ目線がなかなかとれない時はどうする?
次に多かった質問は、「多頭飼いでみんなが同じタイミングでカメラ目線にならない!」でした。
さきちゃん先生!わんこのカメラ目線をとる方法・コツってありますか?
『おやつを使って撮ってみよう』
多頭飼いだと同じタイミングでカメラを向いてもらうことは大変ですよね、そんな時はカメラの近くにわんちゃん達の大好きな餌をもってきて視線を集めましょう。
可愛い顔が撮れること間違いなし!
「待て」ができる子達なら、「待て」をさせて撮ってみましょう。
待てができたら、沢山ほめてあげてくださいね。ぜひお試しください♪
スマホにおやつを取り付けるグッズが欲しい!
もう一度撮ってみた!〜上達しているのか!?〜
さて、ここまで学習したポイントを抑えてもういちど愛犬を撮影してみました!
気をつけたところ
- 窓辺で撮影(瞳にキャッチライト)
- 愛犬と同じ目線で撮影
- 背景をシンプルに
- 編集で明るさとシャドウと彩度を調整
- 目線はピーピーなるおもちゃでゲット!
とってもいいですね!可愛く撮れてます!!
とっても可愛くそして明るく撮れました!何より表情が生き生きしているのがとても嬉しいです!瞳のキャッチライト大事ですね◎
まとめ〜おうちで愛犬を撮影してみよう〜
さきちゃん先生、とってもわかりやすくて実践しやすいアドバイスありがとうございました!
5つのポイントを意識するだけで、愛犬が可愛くそして生き生きした表情で撮影できますよ!
撮影した写真は是非Instagramで投稿してくださいね!
ハッシュタグをつけて投稿してね!
#おでわん写真チャレンジ のハッシュタグ
@odewanbu をタグ付け
された素敵な投稿は紹介させていただきます♪
おでかけわんこ部Instagram
カメラマン紹介
今回インタビューさせていただいた三好カメラマンを改めて紹介します!
三好カメラマンはおでかけわんこ部の無料撮影会のカメラマンとしても活躍中ですので、またイベント開催の時にみなさんの前に登場するかも!どうぞよろしくお願いします!
名前:三好 沙季
プロフィール:写真館・デザイン会社に勤務後、2018年に独立。店舗撮影、ポートレート撮影会を中心に活動中。
公式ホームページ:https://risephoto.net/
公式Instagram:https://www.instagram.com/rise_photo_office/