こんにちは!おでかけわんこ部です。
みなさんは「愛犬との防災対策」について、何か準備していることや日頃心がけていることはありますか?
しなきゃいけない!と思いながらも、どうすればいいのか分からず後回しになっている飼い主さまも多いのではないでしょうか。
私自身も特に準備をしていなくて、最近ペット用の防災セットを見て気になっていたところでした。
「愛犬の防災対策について何を準備していいかわからない」
「同行避難って何?」
「他の飼い主さんはどうしているのか気になる!」
「一緒に避難した時にどうなるのか不安・・」
といった、万が一の時に備えて知っておきたい愛犬の防災対策について、おでかけわんこ部のインスタグラムで飼い主さまにアンケートを実施しました!ご回答いただいた皆様、ありがとうございました。
アンケート結果も含めて、日頃から気をつけておきたいことや今から準備できることをまとめて紹介していきます!
改めて愛犬との防災対策について考えるきっかけになれば幸いです!
愛犬との防災対策について「同行避難」って知ってますか?
まず、みなさんは「同行避難」という言葉をご存じでしょうか?
知っている方も初めて聞いたという方も、ぜひこれを機に確認してくださいね。
環境省のガイドラインは?
現在、環境省が出しているガイドラインに記載されている「同行避難」とは、避難所までペットと一緒に避難することを言います。
これは飼い主さんの心理安定の他に、野放しにされた犬が凶暴化する恐れがあるため決められたものです。
実際の環境省のガイドラインに記載されている内容がこちら。
同行避難
災害の発生時に、飼い主が飼養しているペットを同行し、指定緊急避
難場所等まで避難すること。同行避難とは、ペットと共に移動を伴う避
難行動をすることを指し、避難所等において飼い主がペットを同室で飼
養管理することを意味するものではない。
なお、「避難所運営ガイドライン」(平成 28 年 4 月内閣府)では、「同
伴避難」という用語が用いられている。「同行避難」が、ペットととも
に安全な場所まで避難する行為(避難行動)を示す言葉であるのに対し
て、「同伴避難」は、被災者が避難所でペットを飼養管理すること(状態)
を指す。ただし、同伴避難についても、指定避難所などで飼い主がペッ
トを同室で飼養管理することを意味するものではなく、ペットの飼養環
境は避難所等によって異なることに留意が必要である。
ペットと一緒に同行避難をすることが、ペットを守るための第一歩なんですね!
同行避難は避難所でペットと一緒に過ごせる?
結論から言うと、同行避難でも避難所でペットと一緒に過ごせるわけではありません。(各自治体の判断による)
避難所等にてペットと同じスペースで一緒に過ごすことができる「同伴避難」ではないということに注意が必要です。
お住まいの地域の避難所は、同行避難または同伴避難が可能なのか?事前に確認しておく必要がありますね。
いざという時に愛犬を守るための防災対策について
今から始められる防災対策について、アンケート結果も含めてまとめました!
愛犬の普段からの健康管理やしつけ、お留守番の際に気を付けておきたいことなどをご紹介します!
しつけ
- 「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけ
- 無駄吠え
こんな回答もありました◎
Noリードでもある程度ついて来れるようにしている
避難所等で使用できるように子犬の頃から毎日クレートに慣れさせている
夜間でもすぐ連れ出せるようにクレートで寝ている。リビングにペットリュックを常設している
安全な環境づくり
- 倒れやすいものの近くにゲージをおかない
- 大きい家具は固定しておく
こんな回答もありました◎
留守番中はフリーにしないこと
留守番時にもし地震が起きても物が落ちてこない環境にしている
健康管理
- 狂犬病予防接種などの各種ワクチン接種
- 犬フィラリア症など寄生虫の予防、駆除
迷子対策
- 迷子札をつけておく
- マイクロチップの装着
こんな回答もありました◎
マイクロチップや連絡先がわかる首輪などを常につけておく
準備
すぐに持ち出せる愛犬用の避難セットを用意していますか?
と、飼い主さまにアンケートをとったところ、このような結果になりました!
実際、避難セットを準備している飼い主さまの割合は少ないということがわかりました。
「これを準備しておいたら安心」というものを紹介していきます!
まだ用意をしていない方も、用意はあるけど見直したい方も、ぜひチェックしてくださいね。
- ドッグフード(多めにストックしておきましょう)
- お水
- (必要なわんこは)療法食やお薬
- 予備の首輪とリード
- 食器類
- ワクチン証明関係書類
- 既往症、かかりつけ病院の情報
- タオル
- トイレシート
- おもちゃ
- 愛犬の写真
- クレート
こんな回答もありました◎
水分補給もできるのでウェットタイプのフードを用意している
携帯にかかりつけ医の電話番号と診察券Noをメモしている
車にクレートや人間と共用で使うものを入れておく
持病の内服薬を最低1ヶ月分多めに確保している
避難所へ一緒に行けないところも多いので、テントを用意している
被災した際に愛犬と過ごせる場所または預け先の確保をしておく
愛犬用のお水は、ラベルを外して「犬用」と書いておくことでトラブル回避!
書類関係はコピーで控えを作っておいたり、携帯に画像保存するなど手元にあると安心ですね。
もう一度準備物を見直して、すぐ持ち出せるようにしておきましょう!
うりちゃん&うらちゃん(特別部員さん)の避難準備を紹介
おでかけわんこ部特別部員さんの、うりちゃん&うらちゃん(@uriura.channel)の避難準備について教えてもらいました!
荷物を積めて、横になっても寝られるように車内をDIYされたそうです!
愛犬と一緒に避難生活もできるようにされていて、すごく参考になりますね。
うりちゃん&うらちゃんありがとう!
元の投稿はこちら。
ぽぽちゃんの防災グッズを紹介
ぽぽちゃん(@pompom_popochan)の防災グッズの写真をご提供いただきました!
食べ物や衛生用品などしっかり準備されていて、これから準備をする飼い主さまの参考になりますね。
ぽぽちゃんありがとう!
元の投稿はこちら。グッズを詳しく紹介されているのでぜひ見てみてくださいね!
まとめ
以上、愛犬との防災対策特集でした!
いつ何が起こるかわからないので、ドッグフードを多めに置いておくことや最低限のしつけをしておくなど、できることから始めていきたいですね。
また今回のアンケートの回答のなかで、こんな心がけをしているという回答もありました。
- 飼い主が動揺すると愛犬も不安になるので、ちょっとの揺れでは怖がらないこと
- 東日本大震災で何千何万匹もの動物が亡くなったことを忘れない
愛犬との防災対策について、ぜひ参考にしてくださいね!
私もさっそく避難所の確認や防災グッズの用意をしようと思いました。
みなさんも、いざという時に慌てないで済むようにしっかり備えておきましょう!