こんにちは!おでかけわんこ部特別部員のゆきです!
私たちとりんたろうは、北海道から引っ越してきた関東で出会いました。
お迎えした時は「わんこを迎えるという事は、趣味の旅行やキャンプにはもう二度と行けなくなるかもしれない」「北海道には夫婦別々で帰省することになるかもしれない」という覚悟でいました…が、幸いにもりんたろうは車酔いをしないタイプで、さらにどうやらお出かけもキャンプも大好きに育ってくれたようです。
そうなると…りんたろうを迎えてから約1年帰省していなかった私達…
「せっかくならりんたろうと一緒に北海道に帰省したい」
と考えるように。海を渡る北海道…同時に考えたことは「りんたろうと帰るとなると…飛行機?」という帰省手段について。
ペットホテルに預ける気もないし、連れて帰る一択だけど…飛行機はどうしても「預け荷物」扱いになってしまうのが今の日本…(最近は機内同伴も路線によってはできましたね!)
飛行機の安全性をとやかく言いたいわけじゃない…ただ…可愛い可愛いわが子を!荷物として預けるなんてできない!!!!と思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そんな我が家が行きついたのは「フェリー」という移動手段です!
これまで本州から愛犬と同室OKの4つの種類のフェリーを利用しました。乗ってみてわかったのは、フェリーによってかなり特色が違うという事!今回は利用してわかった各フェリーの特色をまとめてみました!
僕たちの合言葉は「WAN!VAN!FUN!」その原点となったのは北海道への帰省だったよ!みんなも大好きな飼い主さんと一緒に北海道の景色を楽しめたら最高だよね~!!!
本州と北海道を繋ぐフェリー
本州と北海道を繋ぐフェリーは実は何社もあります!その中でも私たちは毎回「りんたろうと同室」で過ごせる部屋を予約しています。
フェリーには「同室」と「ペットルーム」の2種類があるんだよ~!
これまで本州から愛犬と同室OKの4つの種類のフェリーを利用してきましたので、今回はそれぞれの特徴と感想を紹介したいと思います♪
北海道旅の参考にしてくださいね〜
(1)商船三井フェリー「さんふらわあ」(大洗〜苫小牧)
◆茨城県「大洗」と北海道「苫小牧」を結ぶ『さんふらわあ』
商船三井さんのさんふらわあは夕方便の「さっぽろ・ふらの」と深夜便の「しれとこ・だいせつ」があります。
私たちは夕方便の「さっぽろ・ふらの」を利用しました。
・夕方便の「さっぽろ・ふらの」:同室OKのウィズペットルーム、ドッグランあり
・深夜便の「しれとこ・だいせつ」:ペットルームのみ
◆夕方便の「さんふらわあ さっぽろ / ふらの」のウィズペットルームについて
- 予約開始日:2カ月前の同日(日曜・祝祭日の場合は翌営業日)の午前9時スタート
- 予約方法:インターネット・電話・フェリーターミナル窓口
- 乗船時間:約18時間
- 乗下船時、及び船内の移動時は「ペットの全身が隠れるキャリー等の利用」が必須
- カート(バギー)は幅75cm以内のものに限る(※貸し出しあり)
- 車内残留不可
- スーペリアウィズペット オーシャンビュールームの場合小型5匹、又は中型3匹、又は大型2匹まで。その他部屋によって頭数制限あり。
カートの貸し出しもありますが数に限りもあるので、持参することをお勧めします!お部屋からドッグランへの移動も必ず「全身が隠れた状態」にするので、使い慣れたキャリーやカートの方がわんちゃんも安心です♪
わんちゃんと一緒に過ごせるウィズペットルームは全部で5室、部屋の大きさによって定員数が変わります。飼い主さん用のアメニティや設備も充実していますが、さんふらわあはわんちゃん用のアメニティがかなり充実していました!
- 空気清浄機
- 蓋つきダストボックス
- リードフック
- 食器(食事用・お水用の2つ)
- L字トイレトレー・ペットシート(2枚)
- ビニール袋
- 消臭スプレー
- 粘着クリーナー
◆「さんふらわあ さっぽろ / ふらの」アドバイス
さんふらわあのウィズペットルームには備え付けのケージはありません。自由に出入り出来て寛げる、使い慣れたクレートやソフトケージがあると便利かもしれません。今回、私たちは2名室を利用しましたが、18時間の船旅に合わせた荷物(大人2人+愛犬1ワン分)を持ち込んだのもあり、少し狭く感じました。あまり大きなソフトケージ等を持ち込むとスペース的に少し難しいかもしれません。
また、ドッグランには水場(水飲み・足洗い)やうんちボックスも設置されています(冬季は水場の利用不可)屋根もあるので、少しのお天気の悪さくらいなら利用できそうに感じました。ドッグランは乗船時~22:30、朝は8:00~到着まで利用できるのでわんちゃんもたっぷり遊ぶことができます♪もちろん夜は電気もついているので明るくて安心◎
◆「さんふらわあ さっぽろ / ふらの」の料金目安
さんふらわあの料金は旅客運賃(お部屋(スーペリア)料金)にウィズペット料金、乗用車運賃がかかります。
夕方便、大人2名、車1台(5メートル未満)、愛犬と一緒のウィズペットルーム(2名室)を利用した場合の金額は約65,000円~でした。
料金は乗船時期、利用する便、お部屋によって変わります。また各種割引が使える場合もあるよ〜
◆「さんふらわあ さっぽろ / ふらの」まとめ
あまり長時間運転するのは…という飼い主さんにはおすすめなのが「さんふらわあ」です!
というのも、さんふらわあで行くフェリー旅、最大の魅力は乗り場が「関東から近い」事!東京から大洗までは車で約2~3時間。ただしその分、フェリーの乗船時間も一番長いです。
なんと乗船時間は約18時間!!!ですが、ウィズペットルームなら18時間の船旅でもずっと一緒に居られるので心配もありません♪ドッグランも広いのでわんちゃんも退屈せずに遊ぶことが出来ると思います。
時間にゆとりがある、長時間の運転は控えたい、とにかくゆっくり船旅を楽しみたい、という飼い主さんとわんちゃんにはオススメのフェリーです♪
【関連記事】
愛犬と北海道へフェリーで行ってきたよ!同室のウィズペットルームや船内での過ごし方は?【さんふらわあ・新日本海フェリー利用】
(2)新日本海フェリー「らべんだあ/あざれあ」(新潟〜小樽)
◆本州「新潟」と北海道「小樽」を結ぶ『らべんだあ/あざれあ』
新日本海フェリーさんはペットスペース(ケージ)は全船に設置されていますが、同室で一緒に船旅を楽しめるお部屋(ウィズペットルーム)があるのは、小樽と新潟を結ぶ『らべんだあ/あざれあ』のみとなっています!私たちもこの船を利用しました。
◆『らべんだあ/あざれあ』ウィズペットルームについて
- 予約開始日:3カ月前の同日(日曜・祝祭日の場合は翌営業日)の午前9時スタート
- 予約方法:電話
- 乗船時間:約16時間
- 乗下船時、及び船内の移動時は「ペットの全身が隠れるキャリー等の利用」が必須
- キャリーやカートは自身のものを持参すること
- 車内残留不可
- 室内で飼われているペット(20kg以下)であること。
- 持込みケージ(幅 130cm×奥行 60cm以内)または貸出用ケージ(幅 80cm×高さ 66cm奥行 51cm)におさまること。また、複数匹いる場合はひとつのケージにすべておさまること。
カートの貸し出しもありますが、公式ホームページ等でも持参するように記載されています。貸し出しは数に限りもありますし、使い慣れたキャリーやカートの方がわんちゃんも安心です♪また備え付けのケージやアメニティは特にないので、わんちゃんのお世話に必要な身の回りのものは必ず持参してください!
ドッグフィールド(ドッグラン)もあるので、こちらも気分転換にオススメです♪ただし、屋根等はないので天候により利用できない場合があります。また、利用期間は4月~10月となっています。
◆らべんだあ/あざれあの料金目安
らべんだあ/あざれあの料金は旅客運賃にウィズペット料金、乗用車運賃がかかります。
大人2名、車1台(5メートル未満)、愛犬と一緒のウィズペットルーム(2名室)を利用した場合の金額は約62000円~です。料金は乗船時期によって変わります。また各種割引が使える場合もあります。
◆『らべんだあ/あざれあ』まとめ
一番の魅力は小樽が発着港なこと!
降りてすぐ、または帰る直前まで北海道を満喫できるのがポイント!小樽の街並みやグルメをわんちゃんと一緒に楽しむにはかなりオススメのフェリーです♪小樽からだと札幌までも遠くないので、かなり楽しめるのではないでしょうか?
乗船時間もさんふらわあより短く、約16時間です!東京から新潟のフェリーターミナルまでは約4~5時間なので、運転もそこまで苦にはならない…はず…(道民かつどこでも行くVANLIFERなので感覚がくるっているかも…笑)
運転もそこまで嫌いじゃない、少しでも乗船時間を短くしたい、まずは有名な観光地として小樽・札幌は行っておきたい!という飼い主さんとわんちゃんにはオススメのフェリーです!
新日本海フェリーを利用した際の詳細も載っている、こちらの記事もぜひご覧ください♪
【関連記事】
愛犬と北海道へフェリーで行ってきたよ!同室のウィズペットルームや船内での過ごし方は?【さんふらわあ・新日本海フェリー利用】
(3)シルバーフェリー(青森〜苫小牧)
◆本州「青森」と北海道「苫小牧」を結ぶシルバーフェリー
シルバーフェリーさんはペットスペース(ケージ)も、同室で一緒に過ごせるお部屋(1等ペット同伴室)も全船に設置されています!船によって設置されているケージ数、客室数が違いますが、全船にあるのは嬉しい~!!
私たちはシルバープリンセスの1等ペット同伴室を利用しました。
◆1等ペット同伴室について
- 予約開始日:2カ月前の同日(月末で該当日がない場合は翌日)の午前9時スタート
- 予約方法:電話
- 乗船時間:約8時間
- 乗下船時、及び船内の移動時は「ペットの全身が隠れるキャリー等の利用」が必須
- キャリーやカートは自身のものを持参すること
- お部屋に設置されたケージに入るサイズの小型の犬、猫に限る
- 車内残留可
持ち運び用のケージや台車等の貸し出しはありません。必ず持参してください。大型犬さんは車内残留も可能ですが、航海中の車両甲板への立ち入りは禁止です。また、わんちゃんのお世話に必要な身の回りのものは必ず持参してください!
ドッグランはありませんが、船によってはペットバルコニーがあるのでお部屋からお外に出ることも出来ます◎気分転換にオススメです♪屋根もあったので多少の小雨等でも大丈夫そうでした!
◆シルバーフェリーの料金目安
シルバーフェリーの料金は旅客運賃(1等室料金)に、乗用車運賃がかかります。(なんとペット同伴室追加料金なし!!!)
大人2名、車1台(5メートル未満)、愛犬と一緒の同伴室を利用した場合の金額は約44000円~です。各種割引が使える場合もあります。
◆シルバーフェリー まとめ
一番の魅力はバランスの取れた乗船時間と苫小牧発着の利便性の良さ!
例えば、札幌までも約1時間と近いのですが…帯広(十勝)でも2時間半と北海道の右側、道東方面に行くのにもオススメのフェリーターミナルです!
乗船時間も約8時間と、乗って、寝て、あっという間に着きます!ただ、少し大変なのは東京から八戸のフェリーターミナルまで約7~8時間かかる事…わりと…かかりますね…(笑)ちなみに苫小牧から知床までも7~8時間くらいなはず…
運転は全然平気!乗船時間は短くしたい…という飼い主さんとわんちゃんにはオススメのフェリーです!
新日本海フェリーを利用した際の詳細も載っている、こちらの記事もぜひご覧ください♪
【関連記事】
【青森八戸〜苫小牧】愛犬とシルバーフェリーのペット同伴室で北海道に行ってきたよ!客室の紹介や同伴ルールをまとめました!
(4)津軽海峡フェリー(青森〜函館)
◆本州「青森」と北海道「函館」を結ぶ津軽海峡フェリー
津軽海峡フェリーさんは函館~青森を結ぶフェリーはドッグルーム(ケージ)も、同室で一緒に過ごせるお部屋(プライベートドッグルーム)も全船に設置されています!(函館~大間の船舶には同伴ルームがありません)
ドッグルームは船によって設置数が違いますが、同室OKのプライベートドッグルームは全船2部屋のみとなります。しかも大型犬も2匹までOK!
◆プライベートドッグルームについて
- 予約開始日:3カ月前の同日(月末で該当日がない場合は前日)の午前9時スタート
- 予約方法:インターネット・電話・フェリーターミナル窓口
- 乗船時間:約3時間40分
- 乗下船時、及び船内の移動時は「ペットの全身が隠れるキャリー等の利用」が必須(スリング不可)
- キャリーやカートは自身のものを持参すること
- お部屋に設置されたケージに入るサイズの30kg以下の小型~大型犬(不可犬種指定あり)
- 1室2匹まで可
- 小・中・大型犬(幅52cm×奥行80cm×高さ60cmのケージまたは犬用カートに入り、体重30kgまでの犬)
持ち運び用のケージや台車等の貸し出しについては不明ですが、公式ホームページ等でも持参するように記載されています。使い慣れたキャリーやカートの方がわんちゃんも安心です♪また、わんちゃんのお世話に必要な身の回りのものは必ず持参してください!こちらも車内残留が可能ですが、航海中の車両甲板への立ち入りは禁止です。
ドッグバルコニーも青森発着船は全船設置されているので、こちらも気分転換にオススメです♪ただし、天候等により利用できない場合があります。また、利用期間は4月~11月となっています。(天候により閉鎖期間が前後する場合があります)
◆津軽海峡フェリーの料金目安
津軽海峡フェリーの料金は旅客運賃(スタンダード料金)にプライベートドッグルーム料金、車輛運賃がかかります。
大人2名、車1台(5メートル未満)、りんたろうと一緒のプライベートドッグルームを利用した場合の金額は約34000円~でした。
料金は乗船時期によって変わります。また各種割引が使える場合もあります。
◆津軽海峡フェリーまとめ
一番の魅力は乗船時間の短さと函館発着な事!
降りてすぐ、または帰る直前まで函館を満喫できるのがポイント!観光地としても人気が高い函館の街並みやグルメをわんちゃんと一緒に楽しむにはかなりオススメのフェリーです♪
乗船時間も一番短く、なんと4時間せずに到着!ただ…こちらも大変なのは東京から青森フェリーターミナルまで約8~9時間かかる事…わりと…いや、かなりかかりますね…(笑)ちなみに個人的に「函館」やその周りを楽しむにはかなりオススメのフェリーです。が!例えば「函館も札幌も行きたい~!」となると、車でだいたい5時間くらいかかるので…下調べ大切です…
運転は全然平気!函館を楽しみたい!という飼い主さんとわんちゃんにはオススメのフェリーです!
津軽海峡フェリーを利用した際の詳細も載っている、こちらの記事もぜひご覧ください♪
【関連記事】
愛犬と津軽海峡フェリーで北海道へ車中泊の旅!プライベートドッグルームって? | 道民おすすめのわんこOKのホテルや観光スポットも5つ紹介♪
船によってかなり違いがあったよ!時間や行きたい場所だけじゃなく、サービスで選ぶのもオススメだよ♪
4つの愛犬同室OKのフェリー比較
「さんふらわあ」(大洗〜苫小牧) | 「らべんだあ/あざれあ」(新潟〜小樽) | シルバーフェリー(青森〜苫小牧) | 津軽海峡フェリー(青森〜函館) | |
乗船時間 | 約18時間 | 約16時間 | 約8時間 | 約3時間40分 |
ドッグラン | あり | あり | なし | なし |
犬種・頭数条件 | 小型5匹、又は中型3匹、又は大型2匹まで ※スーペリアウィズペット オーシャンビュールームの場合 | 室内で飼われているペット(20kg以下)であること。複数匹いる場合はひとつのケージにすべておさまること。 | お部屋に設置されたケージに入るサイズの小型の犬、猫に限る | 小・中・大型犬(幅52cm×奥行80cm×高さ60cmのケージまたは犬用カートに入り、体重30kgまでの犬) |
参考価格※ | 約65,000円~ | 約62000円〜 | 約44000円~ | 約34000円~ |
参考価格は大人2名、車1台(5メートル未満)、愛犬と一緒のお部屋の場合。
乗船時のおすすめグッズ
乗船時には普段のお散歩グッズにプラスして、船旅に必要な荷物を持ち込みます。初めてりんたろうとフェリーで北海道に行った時は、何を持っていけばいいのか…とかなりの大荷物でした(笑)だんだん荷物が減っていって、最近ではかなり乗船時の荷物が減った(と思います)ので、我が家のオススメ持ち物を紹介します◎
もちろん、船によって設備はかなり異なりますので、公式ホームページ等でも設備やアメニティをしっかりチェックしてくださいね!
・マナーパンツやペットシーツ
船によっては数枚(2枚な事が多いです)ペットシーツのアメニティがありますが、ない場合ももちろんあります。また、足りなくなることも考えられるので持ち込みをオススメします。またトイレトレーが無い場合もあるので、シートだけじゃいたずらしちゃうわんちゃんはトレー等も忘れずに!
ただ…トイレトレーとペットシーツを持ち込むとなると割と荷物になりますよね…コンパクトに丸めて持ち運べるトイレトレー等もありますが、荷物を少なくするならマナーパンツがオススメです。
我が家はマナーパンツ(少し多め)とペットシーツ(2枚程度)を持ち込んでいます◎
・折りたたみのお皿 or 給水器
お水用に折りたためるお皿や給水器を忘れずに持ち込んでください!わんちゃん用の食器は無い船が多いイメージです。踏んで倒しちゃう心配や、大きく船が揺れて零れちゃう心配がある場合はケージに付けられる給水器タイプがオススメです(100均でも買えるのでお出かけ用にあるといいかも!)
また、ご飯は乗船前に食べさせるのをお勧めします(酔わないために)
さんふらわあ等の長い乗船時間の場合は、わんちゃんのご飯も忘れずに!予め計って小分けにして持っていくと、食器にあけるだけでいいので楽ちんでした◎また、揺れや環境が変わったことで食べなくなっちゃうこともあるかもしれません!小分けになっているようなトッピングを持っていくのもオススメです。
・いつも使っている毛布やベッド、クッション等
安心できるようないつも使っている毛布等を持っていくことをお勧めします◎また、ケージの床は固いので寝床にもなります!ひざ掛けサイズの毛布を2枚くらい持ち込むのが一番荷物が少なくてオススメです!
船によってはお部屋に備え付けのケージがない場合もあります。乗船時にクレートを使用する場合は(そこで寝てくれるなら)問題ありませんが、わんちゃんが出入りできて寝られる場所を作るためにも折りたたみのソフトケージ等を持ち込むと便利です!
・舐めても大丈夫な除菌シート
どの船も清掃はされていてキレイだと思いますが、たくさんのわんちゃんが旅をしてきたお部屋です。備え付けのケージがある場合はそのケージも同様です。もちろんニオイもついているし、どうしても食べこぼしや汚れはあると思います。また、わんちゃんが粗相をしてしまう可能性もゼロではありません。乗船時、下船時にササっと拭ける除菌シートはオススメです◎
・わんこの酔い止め
市販でも「酔い止めシロップ」が販売されていますが、我が家は健康チェックもかねて数日前に病院に行くようにしています。往復分の酔い止めを処方してもらい、それを持参、乗船前にごはんと一緒にりんたろうに飲ませています。
こんなに長時間、車に乗っていても少しも酔わないので本当に必要か…とも思ったのですが、揺れ方も違うし、もし途中で酔ってしまっても、車と違って止まることも降りることも出来ずに到着までただただ待つ…と考えると、予防のためとも思って、酔い止めを飲ませるようにしました。薬のおかげもあるのか、りんたろうはとりあえずこれまでの船旅で具合が悪くなったことは一度もありません◎
・ティッシュ(番外編)
フェリーに乗って「ティッシュない!」となったことが…(笑)完全に私たち人間が必要とします…少し多めにポケットティッシュを持っていくか、薄型の箱ティッシュを持って乗船すると安心です◎
船には飲み物だけじゃなく食べ物の自動販売機やお風呂、食堂やレストランもあるよ!僕たちは自分達のお部屋やドッグラン以外には行けないからお部屋でお留守番だけど…利用する場合はそこも考えて準備してね!
フェリーで行くメリットとデメリット・注意点
完全に個人の主観でまとめるメリットとデメリットです!
まずはデメリットですが
・移動時間が長い
・飛行機の早割等と比べると割高
・予約がかなりの激戦
この3つ…でしょうか。乗船時間が短ければ、関東での陸路が長く、陸路が短ければ乗船時間が長いです。東京-札幌間の飛行機と比べると本当に…本当に長いです…
また、飛行機だと「早割」がありますが、フェリーの早割は(あったとしても)そこまで割引率は多くなく、各種割引を使っても超早割等を利用した航空券代には劣るような気がします。(調べていないので感覚的なお話ですが)
そして一番は予約。予約開始1分後には完売、キャンセル待ちなんて事も…部屋数がどうしても少ないので、とにかく予約が激戦です。予めマイページ登録をしておいたり、個人情報を全て入力しておいたり、できる手は全て尽くしたとしても、最後は一呼吸おく勇気と、回線の運です…
では次にメリットです!
・ずっと一緒にいられる(預けなくていい・常に様子がわかる)
・レンタカーを探さなくていい
数的にはデメリットより少ないですが…デメリットなんて気にならないほど大きなメリットです!!!!!
特にレンタカー問題。北海道はとにかく車社会です。一家に一台ではなく、一人一台レベルの車社会です。正直、道産子からすると友人同士で、カップルで、人間だけでの北海道、それも大きな観光地だけを楽しむのであれば(不便だろうけど)公共交通機関でいけると思います。
が、わんちゃんと一緒となると、行動範囲も広がるし、荷物の事も含めやっぱり車が楽ちんです。
普通のレンタカーですら連休は予約が難しいこともあるのに、ペット可のレンタカーを探すのはなかなか大変だと思います。
フェリー利用時の注意点としては必ず「ペットの利用規約」をしっかり読んで予約・乗船する事。
船によっては「全身が隠れてもスリングはNG」だったり、わんちゃんのサイズだけではなく「犬種」が決まっていたりします。また、各種ワクチン証明書は必ず持参してください。下船はだいたいが『お部屋から車へ移動し下船』ですが、乗船時は『車からお部屋へ移動』ではなく、ペットは歩いて乗船の場合もあります。
どのフェリー会社も「ペットとの乗船について」のページやQ&Aを公開しているので、しっかりチェックしてください◎
また北海道旅行時の注意点としては必ず「距離感」と「天気と温度」を調べる事。
度々SNS等でネタになるように、広いです。本当に広いです。道東出身の私は、社会人になり札幌に住むまで函館に行ったことがありませんでした。移動時間だけで考えたら、札幌から地元に帰るより、東京に遊びに行った方が早いし安かったです。
「ここと、ここと、ここと…」と行きたいところを上げる際には、必ず所要時間も忘れずに調べてください!
そして天気と気温。関東でいう秋、もう冬タイヤ必要です。関東の春、まだ冬なので冬タイヤ必要です。
温暖化の影響か、夏もそこまで涼しくないです。朝晩を除いては…
出発前は桜が咲きそうだったのに、北海道では吹雪…帰ってきたら桜が咲いてた事も…お洋服やお布団等で、僕たちの体調管理もよろしくおねがいします!
まとめ
よく本州の方に「北海道行ってみたいんだよね」「北海道いいなぁ」と言われます。そして次には「でも、飛行機だとこの子預けるのがね~」と。
わかります。私たちもそうでした。北海道に帰省したい、北海道の家族にりんたろうを会わせたい、私たちの生まれ育った北海道でりんたろうと過ごしたい…だからりんたろうをお留守番させる選択肢はない…でも「貨物」として預けなくちゃいけない飛行機は避けたい。
そして、北海道の広さを知っているからこそ、お互いの実家が離れているからこそ、車は絶対にないと無理。
今ではそこそこの荷物を積んで関東から北海道へ、乗り切らない程の荷物を載せて北海道から関東へ。これが私たちの年に1度の1番の楽しみで恒例の帰省行事になりました!
北海道に住んでいた時は当たり前すぎて感じませんでしたが…北海道、美味しい!楽しい!!最高!!!です!!!!
北海道も私たちが暮らしていた数年前と違い、愛犬と泊まれるホテルや旅館がかなり増えてきたように感じます。今年は思い切って愛犬と北海道旅してみませんか♪
本州では見たことないような僕たちのご飯やおやつもたくさん売ってるよ!もちろんそのほとんどが北海道素材!いつも美味しいものをたくさん買って帰ってくるんだ~!今年も行けるといいな~~~!!!
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