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愛犬の拾い食いに困っていませんか?誤飲や誤食を未然に防ぐコツとは?生活環境を見直してリスクを減らそう!

こんにちは!おでかけわんこ部です。

今回は、犬と暮らしていると誰でも一度は経験がありそうな誤飲・誤食トラブルについて紹介したいと思います。

普段のお散歩中やお留守番中など、人と同じ生活環境で暮らす犬にとっては危険なものがいっぱいです。
街中や観光地に出かけると、いろいろなものが落ちていて誤飲・誤食に繋がる危険性は更に高まります。

「カフェなどでお食事中に落ちた食べ物を口に入れてしまった」
「拾い食い癖がある」
「お散歩中に何か分からないものを食べてしまった」

といった経験がある飼い主さまも多いのではないでしょうか?

maki

私の愛犬も、お散歩デビューしたての頃に何でも口に入れてしまう時期がありました・・。拾い食いをやめさせる為に、しつけ教室で聞いて実際に試した方法についても紹介します!

食べてしまったものによっては手術が必要になったり、命にかかわることも・・。
そうならない為にも犬にとって危険になるものや対処法を知って、愛犬を守りましょう!

生活環境を見直そう!

まず家の中は綺麗に整理しておくことが大事!誤って食べてしまいそうな食品や薬は愛犬の届かないところへ片付ける。
おもちゃのロープやボールなども飲み込んでしまう可能性があるので、お留守番中は見えない場所へ移しておく方が安心です。

maki

ティッシュペーパーやペットシートにも注意しましょう!可能ならキッチンへは入れないようにしておくといった工夫も必要ですね。

外を歩いているときには常にリードを短く持って、危険なものがないか?愛犬より先に察知できるように周りをよく観察して、避けて通ることを心掛けましょう!人が多くいる場所は、カートやスリングを使用して地面を歩かせないようにすることも◎

もちろんトレーニングで拾い食いをやめさせることが一番です!そうは言ってもすぐに解決できる訳ではないので、それまでの対処法の一つとして気をつけてみてくださいね。

拾い食いしてしまったときの対処法

お留守番中やほんのちょっと目を離した隙に愛犬が何か口に入れてしまっていたら・・?

  • ひとまず落ち着いて状況確認
  • 周りに食べたもの等が散らかっている場合は愛犬をその場から離す
  • 愛犬に変わった様子がないか確認
誤飲・誤食をした際にみられる症状

・嘔吐 ・下痢 ・落ち着きがない ・呼吸が荒い ・震え ・血便 ・ぐったりしている など。

また、誤飲・誤食をしていても無症状の場合もあります。
※食べると危険な量は体格や体重によって異なります。

少しでもおかしいと感じたらすぐに病院へ

中毒を引き起こすことのないものや、つまる恐れがないすごく小さなものであれば便と一緒に排泄される可能性もあります。けれど、自己判断や自身で調べて嘔吐させるといったことはかなり危険なのでやめておきましょう!

病院へ行く(連絡する)際に伝えておくとスムーズなこと

・何を食べたのか?(または食べた可能性が高いのか)
・いつ(何分前)食べてしまったのか
・どのくらいの量食べたのか
・口に入れるところを見たのか見ていないのか
・便が出ているか

口に入れるところを見た場合もまずは落ち着いて行動しましょう。思わず大きな声で「ダメ!」と言ってしまいそうになりますが、愛犬がびっくりした拍子に飲み込んでしまったり、「取られたくない!」と慌てて飲み込んでしまうこともあるので、おもちゃやおやつで気を引くなどして対処しましょうね!

誤飲しやすい身近なものは?

どこのお家にも置いてありそうなもの、道に落ちている可能性もある身近で危険なものを紹介します!

食品

  • 玉ねぎなどのネギ類→中毒を引き起こすことで有名な食べ物
  • チョコレート→カカオの量が高いほど危険
  • レーズン
  • お肉の骨

植物

  • ユリ→わんちゃんも猫ちゃんも誤飲事故が増えているそう(5月から咲き始めるので要注意!)
  • アロエ
  • アサガオ
  • チューリップ
  • ツツジ
  • パンジー
  • ポインセチア

その他

  • つまようじや竹串→先が尖っているので食道や胃、腸などの内臓に刺さる危険性
  • 糸やヒモ状のもの
  • 靴下
  • タバコの吸い殻→雨などでニコチンが溶け出した水は更に危険
  • ペットシート
  • 漂白剤や殺虫剤
  • 電池

※紹介したものはごく一部です

観葉植物やお花は、毒を持っている部分が球根だけ・花びらだけ・または全体とそれぞれ違う場合があったり、詳しく分かっていない部分もあるため注意が必要です!

maki

「誤飲したかも!」と焦ってしまっていて、実は食べていなかった!ということもよくあるので、疑いのあるものが本当に周りに落ちていないのか?落ち着いてよく探してみてくださいね。

拾い食いをやめさせるコツはある?

どんなに注意していても、ほんの一瞬の隙に拾い食いをしてしまうことってありますよね。
やっぱり一番の解決策は日々のトレーニングで拾い食いをやめさせること!!

私の愛犬もお散歩デビューしてすぐの頃、とにかく好奇心旺盛で目に付くものは何でも口に入れてしまうという状態で、落ちていたタバコの吸い殻を口に入れた瞬間は本当に焦りました・・。そんな愛犬のしつけ教室で教えてもらった方法も含めて、ポイントを紹介していきます!毎日少しずつ焦らずトレーニングしていきましょう◎

アイコンタクト

お散歩中も飼い主さんの存在を意識させながら歩くことで、落ちているものから視線を逸らすことができます。
名前を呼んで目があったらおやつをあげるということを繰り返して、何もなくても目が合うようになるまで練習します。

maki

おやつはあげたりあげなっかたりとランダムにしたり、おやつの代わりに音の出る大好きなおもちゃを持って行くのもおすすめです◎

口から出す合図

「チョウダイ」「ダセ」などの合図で、既に口へ入れてしまったものを出させるトレーニングです。
おもちゃで遊んでいるときにこの合図でおもちゃを離したらおやつ(ご褒美)をあげるといった練習や、口に入れてしまったものと愛犬の好きなもの(おやつやおもちゃ)を交換してもらうという方法もあります。

maki

無理やり口を開けて取ろうとすると噛まれてしまう危険があるので、日頃から口の中を触れるように歯磨きなどで慣らしておきましょう!

お家での練習法

外ではいろいろな音が気になって集中できないこともあるので、まずお家で練習してみましょう!

  1. リードをつけて短めに持つ
  2. 愛犬が届かないギリギリのところにフードまたはおやつを置く
  3. 飼い主さんの方を見た瞬間に褒めておやつ(ご褒美)をあげる

といった方法を繰り返すことで、「落ちているものは拾えない」→「飼い主さんの方を見たら良いことが起きる!」
ということを理解して、落ちているものに反応しなくなります。

maki

私がしつけ教室で聞いた話しでは、その日のトレーニングを失敗したまま終わらせない!ということが重要とのこと。失敗しても、できる段階まで戻って褒めるという成功体験を積み重ねることが大切なんだそうです。

まとめ

わんちゃんにとって拾い食いは本能行動なので、困っているという飼い主さまも多くいると思います。

人にとって無害でもわんちゃんにとっては有害で、誤飲・誤食がときには命にかかわることもあるということが分かりました。

まずはお家の中を整えた上で、愛犬に合った方法で少しずつ楽しくトレーニングも取り入れていきましょう!
練習でのご褒美は大事ですが、おやつのあげすぎには注意です!
事故を未然に防いで愛犬を守りましょう◎

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