【榊原工業・社長取材】愛犬家に大人気「SKドッグラン」「S&S.aドッグカフェ」が誕生した理由がすごかった！従業員・地域・動物への愛が循環する場所へ

こんにちは、おでかけわんこ部編集長のけいです。

今回は愛知県・榊原工業の社長様への特別インタビュー記事をお届けします。

榊原工業の会社の敷地内にあり一般開放されている「SKドッグラン」。
そしてその近くにある「S&S.aドッグカフェ」。

今や県外からも愛犬家の利用者が多い２つの施設が製造業という全くの別の業界である榊原工業からなぜ誕生したのか？

その理由や今後の展望を社長にお伺いしたところ、とても愛に溢れていて感動したので記事にしてご紹介したいと思います。

衝撃を受けた「S&S.aドッグカフェ」で榊原工業さんを知る

2024年1月、おでかけわんこ部の取材で訪れた愛知県の西尾市にある「S&S.aドッグカフェ」。今や県外からも多くの愛犬家が集まる大人気のドッグカフェです。

私自身、おでかけわんこ部の編集長として数多くのドッグカフェをはじめ愛犬と楽しめる施設を見てきました。

その中でも「これほどまでに訪れる飼い主さんや愛犬への愛に溢れたカフェは初めて！」と感動したのが全ての始まりです。

何に感動したのか？ポイントに分けて簡単にご紹介します。

一般エリアと分けられた愛犬同伴エリアは個室でフリーOK

まずエントランスを入ると右手が一般のお客さんエリア。そして進んでいくと犬同伴エリアになっています。エリアを分けることでアレルギーや動物が苦手な方にも配慮されたレイアウトになっています。

そして犬同伴エリアはなんと全て個室！！！

清潔感あふれる白い壁に、全面ガラスの開放感で他のわんちゃんを気にすることなくグループだけで気楽にお食事を楽しむことができます。

そして感動したのは「ガラスの下半分が曇りガラス」になっていること。これにより隣の部屋のわんちゃんと目があって吠えあうことも防ぐことができます。

個室内はリードフリーもOKです。

お食事の提供は小窓から

そしてとっても面白いなと思ったのが、お食事の提供方法。（思わず写真を撮りたくなる光景です）

ドアに小窓が付いているのでドアを開閉することなくお食事が提供されます。

スタッフさんがテーブル近くに来ると興奮してしまうわんちゃんも多いですよね？

またリードフリーの状態なので逃亡防止にもなります。

お食事のクオリティが高く愛犬用のメニューも充実！ラテアートも

そしてお食事がとっても美味しい！！！

ボリューム満点でランチやスイーツなどメニューも豊富です。

愛犬用のメニューもあり、思わずたくさん写真を撮りたくなる可愛さでした。

そして愛犬のお顔写真で作ってくれるラテアートがとにかく可愛い！！（飲むのがもったいない）

季節によって変わるセンスあふれるフォトブース

愛犬同伴エリアにあるフォトブースも大人気！季節によりフォトブースの雰囲気が変わるから何度でもリピートして撮影したくなります。

そしてブース内も奥行きがありとっても広いので多頭や大型犬でもゆとりがあるのも嬉しいですよね。

カフェの外のフォトブースにはリードフックも

カフェの外にある可愛いフォトブースの奥をよく見ると・・・リードフックが！！

これなら安心して撮影を楽しむことができますね◎

屋外エリアにはテラス席＆エリア別のドッグラン

そして屋外エリアには屋根付きの広々テラス席とエリアに分けられたドッグランも！

カフェでゆっくりした後にランラン楽しめたり、オフ会のイベント利用でも大人気とのことです。

＜DATA＞S＆S.aドッグカフェ
【住所】愛知県西尾市一色町前野東浦25-1
【駐車場】あり
【定休日】月曜日・火曜日
【営業時間】カフェ：9:30～18:00（LO.17:00）・夜カフェ：18:30〜22:00 (LO.20:30)
【同伴条件】愛犬1頭につき別途利用料500円必須
【公式サイト】https://dogcafe-ssa.com/

＜DOG＞愛犬同伴条件
・店内OK

榊原工業社長インタビュー「なぜドッグランやドッグカフェを作ったの？」

ー榊原社長、本日はよろしくお願いします！

（榊原社長）はい、よろしくお願いします。お答えできる範囲であればなんでもお答えしますよ。

ー会社の敷地内にSKドッグランがあるんですね？

（榊原社長）はい、会社の敷地内にSKドッグランがあります。24時間利用でき、ALL人工芝で大型・中型エリアと小型エリアの2区画あります。夏季は犬用プールで遊ぶこともできますよ。

ー会社の中にSKドッグランを作られた理由は？

（榊原社長）実はドッグランは従業員の福利厚生の施設なんです。うちの従業員は無料で利用できます。地域貢献の一環として一般の皆様にも清掃代として500円/匹でご利用いただいております。おかげさまでいつも地域に暮らすわんちゃんたちで賑わっていますよ。

ーSKドッグランの他にもウサギやヤギがいる「ふれあい広場」や「SKバーベキュー」も敷地内にあってこちらも福利厚生施設なんですね？

（榊原社長）はい、一番最初は「ふれあい広場」から始まりました。動物と触れ合うことで従業員のメンタルヘルスにもつながりますしね。そして何よりも「ふれあい広場」や「SKバーベキュー」も地域の方に一般開放することでたとえば従業員の家族が来たりするなど従業員同士のコミュニケーションが活発になります。

ードッグランなどの施設の清掃はどのように行われているのですか？

（榊原社長）うちの従業員が「地域の方に気持ちよく過ごしてほしい」という想いで自主的な意思で行なってくれています。いつも週末前は誰かがゴミを拾っていたりね。地域の方への想いや、地域の人の目が従業員を育ててくれていますね。

ー従業員の方はペットを飼っている人が多いのでしょうか？

（榊原社長）私自身は愛犬家ですが、特別に他の会社さんに比べてペットを飼っている従業員が多いというわけではありません。ですがこの求人不況で4名の入社につながるなど、ドッグランなどの福利厚生がある会社ということでリクルート（採用）にも良い影響はありますね。

ー従業員の福利厚生を一般開放することで地域への貢献につながりそれがまた従業員の意識を変えるんですね

（榊原社長）そうですね。私たちの地域への想いとして「地域があって私たちの会社がある」と思っています。地域の皆さんが楽しそうに過ごしてくださる光景をみると従業員も嬉しいですし胸を張ってくれるのではと思っています。だからこそ自主的に清掃などもしてくれたりね。気持ちの良い循環が生まれてますね。そしていつか、今うちの施設で遊んでくれている地域のお子様が「榊原工業に入社したい」そんな風に思ってくれたらとても嬉しいです。

ーS＆S.aドッグカフェはどんな経緯で誕生したんですか？

（榊原社長）S＆S.aドッグカフェは福利厚生施設ではないのですが、榊原工業が協賛という形で作った施設です。元々はSKドッグランをご利用いただく愛犬家の方からの「愛犬とゆっくり過ごせるカフェがあったらいいな」というご要望を反映して作った施設です。ですのでとにかく愛犬家の方に寄り添ったこだわりがいっぱいあります。このカフェはおかげさまで県外の方も多くお越しいただいております。

ーS＆S.aドッグカフェの店名の由来は？

（榊原社長）Sがついているのでよく榊原工業のアルファベットを連想していただくのですが、実は私の愛犬の名前「シュガー（S）・ソルト（S）・あずき（a）」の頭文字なんです。

ーS＆S.aドッグカフェのドッグフレンドリーさに感動しました！

（榊原社長）ありがとうございます。実はカフェの今後の展望としてペットを家族としてきちんと送り出せるようなエンディングの場所としても何かできないかと模索しています。ペットロスという言葉がありますが、ロスになってしまう1つの要因として「ペットの死を受け止める機会」が少ないことだと思います。もし「ペットの死をみんなで偲び送る会」などができる場所があればお辛い飼い主さんの気持ちに寄り添えるのではと思っています。元々そういった構想もあり白を基調にし全室個室にしております。

ーなるほど、とても素敵な取り組みだと思います。これからも取材させてください！

（榊原社長）あまりこのようなことをお話しする機会もないので、取材していただきありがとうございました。

以上、榊原工業の榊原勝社長へのインタビューの内容をお届けしました。

取材を終えて、社長さんから発する従業員さんへの愛、そして地域の皆さんへの愛、そして動物への愛。そしてその愛が従業員さんや地域の皆さんにもきちんと届き、また違う愛情の形となって気持ちよく循環していると感じました。

まとめ

以上、特別インタビュー企画としてお届けした榊原工業さんへの取材記事でした。

突然のご連絡にも関わらずこのような貴重なお話を大変和やかにお話しいただいた榊原社長さんの笑顔から私もたくさんの愛情を感じました。そして今回私が受け取った愛情をまた違う誰かに循環させたいと思い今回記事化させていただきました。

ぜひ愛知県のSKドッグラン、そしてS＆S.aドッグカフェでその愛情を感じていただき、愛犬と楽しい思い出を作ってくださいね。

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