こんにちは。おでかけわんこ部です。
今回はご夫婦で愛犬ポメチワのりんたろうくんと車中泊を楽しまれている「ゆき」さん(@rintarogram)にインタビューした内容を記事にしました。
ゆきさんご夫婦は、FLEXにて犬連れ仕様にカスタマイズされたハイエース200系6型を購入→その後ご自身でDIYをしてテーブルなどを設置したりと、愛犬との車中泊をより快適にする工夫やアイデアを楽しまれているとのこと。
今回の記事では
「愛犬との車中泊をしてみたい!」
「寒さ対策などのアイデアやおすすめのグッズを知りたい」
「一体どれくらいの費用がかかるの?」
「犬連れの車中泊の注意点やマナーは?」
といった方に向けて、ゆきさんの実際の経験や愛車の写真をたっぷり交えてご紹介したいと思います。記事後半では気になる費用についてもお聞きしてますよ〜。
ゆきさん、よろしくお願いします!
はーい、私たち夫婦とりんたろうの経験が皆さんの参考になれば嬉しいです。よろしくお願いします!
ハイエースを買ったきっかけは?〜「愛犬と車中泊で旅をしたい」〜
ゆきさんは、青い看板に黄色いロゴでお馴染みのランクル・ハイエースの専門店「FLEX」でハイエースを購入され犬連れ仕様にカスタマイズもお願いされたとのこと。
FLEXでは、2022年10月のおでかけわんこ部の記事でもご紹介した愛犬仕様モデル『DOG VAN』が発売されています。
【関連記事】愛犬と車中泊の旅をしよう♪愛犬家専用カスタムハイエース「DOG VAN」が誕生!わんわんシートやリードフックなどこだわり満載(2021年10月1日発売)
ゆきさんはこの完全にカスタマイズされた『DOG VAN』ではなく、「これはいる」「これはいらない」といった形で必要な装備のみを取り付けてもらった、言わば『DOG VAN』風のハイエースを購入されたとのことです!
ーそもそも車中泊仕様のハイエースを購入したきっかけは?
ゆき:私たち夫婦はどちらも北海道が地元で、両親や姉弟もみんな北海道に住んでいます。ふと”いつか北海道に帰る日が来るし、北海道に帰れば【日本各地】に行くハードルが格段に上がる”と思いました。北海道と沖縄を除いた日本各地に車で行けるのは、陸続きの本州に住んでいるからこそできる事だと思ったのがきっかけの一つです。
それから、元々の趣味だったキャンプもきっかけの一つです。本州で行ってみたいキャンプ場もまだまだたくさんあります。去年はりんたろうがパピーだったので見送った冬キャンプにも挑戦してみたい気持ちもありました。
日本各地どこまでも走れるタフさ、キャンプ道具を全て積み込める荷室の広さ…そして前から少し気になっていた車中泊…それらを全て考えた時に「ハイエース」という選択肢にたどり着きました。 さらに、通勤や普段のお買い物等の日常生活での使いやすさも1つのポイントでした。キャンピングカーやキャンピグカー仕様のハイエースもある中でこの車に決めたのは、完成しきっていないからこその使い勝手の良さが我が家にとって魅力的だったからです。
名付けて「ばんじろう」です!あとは…元々車が好きだったので、リセールの良さや補償もとても魅力的でした(笑)
「なるほど、北海道に帰る前に日本各地を旅したい!」という理由は本州に住んでいる私からするとすごく新鮮でした。逆のパターンで「北海道で愛犬と車中泊の旅をしたい!」という方もとっても多いですもんね(私もその1人です)
そして元々キャンパーでもあったご夫婦。
キャンプ&車中泊&日常使いという点を考慮して「車中泊仕様のハイエース」に辿り着かれたとのこと。
キャンピングカーだと駐車場も選びますし、日常使いは難しいですもんね…でもハイエースをどのようにカスタマイズされたんでしょうか?教えてください!
はい、ではFLEXさんでお願いしたカスタマイズで「特にこだわった部分」を具体的に紹介しますね。
ハイエースを犬仕様にカスタマイズ!3つのこだわりを紹介
ゆきさんがFLEXにてお願いされたカスタマイズのこだわりポイントを3つに分けてご紹介します。
わんわんシート
1つめはわんわんシートです。
運転席と助手席の間には「わんわんシート」があり、ワンちゃんが飼い主さんたちと並んで同じ景色を眺められます♪
リードフックもついていて飛び出し防止にも◎
クッション性もすごく良さそうで、りんたろうくんぐっすりですね!
ゆき:これまでは後部座席に市販のドライブボックスを設置していましたが、お水を飲ませたりおやつをあげたり…何かあるたびに一度止まるか、わりと無理な体勢をとって後部座席にまで腕を伸ばしていましたが、このシートのおかげでとっても楽になりました。何より、同じ方向を見て一緒にお出かけするのがとっても楽しいです! リードフックも付いているので飛び出しの心配もなく、運転中も安心です。
わりと無理な体勢・・・!すごくわかります。笑。
車中泊用にベッドキット取り付け
2つ目は車中泊になくてはならないベッド!
クッション性のあるベッドで飼い主さんもワンちゃんもゆったり休める空間ですね。
ゆき:ベッドキットを付けたおかげで収納がとても増えました!ベッドキット下にはりんたろうのバギーやお出かけセットなんかも収納できるので「今日バギーないからまた今度ここに来よう」とか「◯◯持ってきてないから今日はやめよう」という事がなくなりました。
確かに!ベッドの下の収納力抜群ですね。愛犬との旅は荷物も多くなりがちなのでこの収納力は嬉しいポイントですね。
ゆき:フレックスさんで販売しているドッグバン仕様の折りたたみコンテナも購入しました!お出かけグッズをあれこれ詰め込んで、ベッドキットの下に収納しています。
実際に眠る時は?
ゆき:ベッドキットは下から順に ・ホームセンターで購入したラグマット ・キャンプ用マット(コールマン) ・ネットで購入したラグマット ・ホームセンターで購入した電気敷布(毛布にもなるそうです) を敷いています。 寝る時はこの上からお布団をかけて寝ています
とっても快適そうな空間ですね!
りんたろうくんのベッドや寒さ対策は?
ゆき:寝る時は一緒にベッドで寝ています。一応りんたろう用のベッドもあるんですが…まったり時間には使ってくれますが、夜寝る時には一緒にお布団の中に入ってきてそのまま寝ています。 りんたろう用のベッドはペットヒーターのコードを通す穴がある物を使用しています。ベッドの他にモバイルバッテリーで使えるヒーター入りのペットマットも使用しています。
パワースライドドア&小窓
3つ目はドアと小窓のカスタマイズです。
ゆき:後ろのドアはパワースライドドアに変更してあるので、りんたろうを抱っこした状態でも、荷物が多くても楽に開け閉めができるようにしています。スライドドアの窓ガラスも交換してもらって開閉可能な小窓を付けてもらいました。網戸になるので夏の車中泊や、ニオイがこもってしまった時にも活躍してくれそうです。
愛犬を抱っこしている時に楽に開け閉めができるドアはとっても嬉しいですね。また網戸のついた小窓も換気や涼しい風を感じたい時に重宝しますね◎
自分たちでDIYをしてより快適に
FLEXにてカスタマイズをお願いされた以外にも、ゆきさんご夫婦はDIYでどんどん改良をされているとのこと!そのDIYの一部を紹介して頂きました。
また買ってよかった&あってよかったグッズたちも紹介してもらいます!
4方向全てにカーテンを設置
ゆき:車中泊でカーテンは必須アイテムです。車専用のカーテンや遮光カーテンは値段的に高かったり、黒一色でデザインが可愛くなかったり…と悩んだ結果、自分たちでDIYする事にしました。ホームセンターでカーテンレールとネイビーの星柄遮光カーテンを、100均でつっぱり棒を、ネットでネイビーの遮光カフェカーテンを購入して安く可愛く仕上げました(笑)
車中泊のカーテンって市販のものは確かにとってもお値段が高い・・・!
遮光性を保ちながら自分の好きな柄に囲まれるだけでとっても落ち着く空間になりそうですね◎
2つのテーブルを設置
ゆきさんご夫婦はテーブルもホームセンターで資材を購入しDIYされたとのことです。
ゆき:取り外し可能なテーブルと、連結させられる折りたたみテーブルをDIYしています。取り外し可能なテーブルは走行中も基本的には付けたままで、普段はちょっとした物を置くスペースや、テレビ台として使っています。折りたたみテーブルは車中泊やご飯を食べる時に組み立てて使っています。
買ってよかったグッズたちの紹介
ゆきさんに車中泊のアイテムやグッズで買ってよかったもの&あってよかったものを聞きました。
ポータブル電源
ゆき:お湯を沸かす、料理をする、ヒーターを使う、テレビを見る… とにかく電気は偉大で、持っていればかなりの使い道があります…(笑)
キャンプ用エアマット
ゆき:たった1枚あるだけで寝心地が全然違います! バルブを開けるだけで空気が入るものが手軽でオススメです。
電気毛布
ゆき:車内がマイナス2度でも、内窓やピラーがバリバリに凍っていても快適に寝られます。 ポータブル電源で使えるワット数の物を購入して使用しています。
LEDランタン(電気)
ゆき:充電式の電気を車内の数カ所に付けて使用しています。 ぶら下げて使用するので、あまり重たくなくて光量のあるものを使用しています。
温度計
ゆき:目安としてあると便利です。我が家はIKEAで購入した物を使用しています。 外気温はスマホで、車内室温は温度計でチェックするようにしています。
インタビュー〜車中泊の魅力や気をつけるべきマナーとは?〜
次にゆきさんに車中泊の魅力についてメリット・デメリットを詳しく聞いてみました。
愛犬×車中泊メリット
メリット「いつでもどこでも行ける」
ゆき:例えば「旅行しよう」と思った時に、一緒に泊まれるホテルを探して、日程を調整して…としなければならない事がありますが、車中泊にはそれがありません。一緒に泊まれるホテルが少ない土地でも、休みの日にホテルが空いていなくても旅行ができます。 ご飯に関しても同様に、同伴OKのお店が無くてもテイクアウトができれば一緒に食べることができます。
メリット「経済的な負担が少ない」
ゆき:大人2人とわんこで泊まろうと思うと、どんなに安くても数万円かかりますが…車中泊なら安ければ無料、かかっても一泊数千円です。泊まる場所によっては温泉旅館でこのお値段です。これはとってもお財布に優しいです…格段に旅行するペース、行く場所が広がりました。
メリット「自由度が高い」
ゆき:疲れたら休む、無理はしないで寝る、という行き当たりばったりな旅も楽しめます(笑) 食事の時間等も特に決まっていないので、気になった事は片っ端から楽しんでみる!という寄り道がし放題です。
愛犬×車中泊デメリット
デメリット「外気温に車内の室温が左右される」
ゆき:ハイエースは商業車なので特に内張が薄く外気温に左右されます。夏は暑く、冬は寒いです。停車中(車中泊中)はエンジンを切るのがマナーなので、車のエアコンも使用できません。寝泊まりする車中泊となると暑さ、寒さ対策が必須となります。人が我慢できたり対応できたりしても“りんたろう”にとってを考えると、普通の対策よりもより一層の対策が必要になります。
りんたろうが寝転がっているのがモバイルバッテリーで使えるペット用ヒーター入りマットです
デメリット「使える電気量が決まっている」
ゆき:キャンプで慣れているのでそこまでデメリットには感じませんが…暑さ寒さ対策を含め、車中泊中は電気を必要とする場面がたくさんありますが、エンジンを切っているので電源が必要になります。電源使用が可能な車中泊スペースを利用するのも対策の一つだと思います。
デメリット「洗面関係」
ゆき:こちらも元々キャンプをしているので、そこまでデメリットには感じませんが…泊まる場所によっては24時間のトイレがない場合があったりするので、下調べは大切かもしれません。
今までどんなところへ行ってきた?
ゆき:埼玉県(車中泊の練習)、三重県(伊勢神宮)、長野県(軽井沢)です。 まずは何かあっても帰れる所…ということで、関東圏で車中泊の練習をしました。色んな課題(ゴミ処理問題や寝心地等)も見えたのでそこを改善して、2泊3日で三重県へお伊勢参りに行く事ができました。 長野県は…今週末お休みだし軽井沢に行こうか!と、完全に車中泊だからこその行動で行きました(笑)
「大切なりんたろうくんにとって負担はないか?」
「改善できる点はどこか?」
長期でお出かける前に少しずつ距離を伸ばしながら愛犬の様子や課題をクリアにしていくことはとっても大事ですね!
どうやってペット可の車中泊のスポットを探してるの?
そして気になる、車中泊のスポットの調査方法。最近でこそ車中泊という言葉もメジャーになってきていますが、道の駅でのマナー違反なども問題になっています。
特にペット連れなので注意すべきポイントはたくさんありますが、ゆきさんはどのように車中泊のスポットを探しているのでしょうか?
ゆき:旅行先を決める→くるま旅クラブで泊まる場所を決めるという流れで計画を立てています。
くるま旅クラブって?
ゆき:全国の加盟している車中泊スペースを調べて予約する事が出来るシステムで、ペット可のスペースやゴミ処理、トイレの有無などを簡単に調べることもできるのでとても便利です。私たちはこのシステムで“湯YOUパーク”を利用しています。湯YOUパークは全国の加盟している旅館、ホテル等の駐車場で車中泊ができるので、各地で温泉旅行が楽しめます。 他にもBBQや焚き火ができるRVパーク等もあるようなので、春が来たらもっと色んな所に行ってみようと考えています。
何とこんなシステムがあるんですね!
くるま旅クラブに入会(有料)すると、登録している車中泊対応の施設に駐車が可能です。ペット可や車のサイズによっても絞り込み検索ができるとってもわかりやすいサービスなんです。中にはドッグランがある施設も!
その中でゆきさんは「湯YOUパーク」という旅館・ホテルの温泉を利用できる車中泊施設をよく利用されているそうです。
全国各地の温泉を楽しみながら、愛犬と車中泊で気兼ねなく過ごせるのはとっても贅沢な時間ですね!(愛犬だけを留守番させずに交代でいきましょうね)
犬連れ車中泊で気をつけるべきマナーとは?
車中泊の人気が高まると同時に、全国各地でマナーについて問題になっています。特にペット連れは周囲の方の迷惑にならないよう、そして愛犬にとって危険がないよう注意するべきポイントは多くあります。
ゆき:『外に出る際はリードを必ずしてください』『排泄物は必ず処理してください』『鳴き声等、他の方の迷惑になる事はやめてください』等の注意書きがあります。りんたろうと車中泊をしてみて、普段のお散歩やホテル泊等と気をつけるマナーに関してはあまり変わらないように感じました。 『車中泊中はエンジンを必ず切る』『ゴミは持ち帰る』といった常識的な事はもちろんですが『道の駅やPA•SAでの車中泊は原則禁止』のような車中泊のマナーの方が調べてみると知らなかった事も多く、事前に勉強してよかった!と思うことがありました。
先程の「くるま旅」サイトに詳しく掲載されていましたので抜粋します。
くるま旅施設利用時の禁止・注意事項
https://www.kurumatabi.com/about/index.html#aboutmanner
・駐車中は、必ずエンジンを停止して下さい(アイドリング禁止)。
・車外での活動・行為(火気の使用、バーベキュー、花火など)禁止。
・発電機の使用及び騒音等、周辺(車中泊客)に迷惑のかかる行為禁止。
・ゴミ・吸い殻などのポイ捨て、不要物の置き去り禁止。
・利用するくるま旅施設の利用規則を厳守。
・洗面所等での炊事・洗濯は禁止。
・駐車場内での、事故・盗難等については、責任を負いかねますので、ご了承ください。
・何らかの事情でキャンセルの場合は、必ず予約した各くるま旅施設へ直接ご連絡ください。
ペット連れの方のマナー
https://www.kurumatabi.com/about/index.html#aboutmanner
・食事、入浴等の入館時、ペットと一緒の入館は出来ません。
・ペットの連れ歩きできる場所・排泄の可否は、利用施設の指定を守ってください。
・鳴き声等、他のお客様の迷惑になることはおやめください。
・敷地外にペットを連れ出す際は、必ずリード(ロープ等)で繋いで下さい。
そして「旅の最中に出たゴミは、自宅までお持ち帰るのが基本ルール」です。愛犬のうんちも消臭機能のあるゴミ箱にまとめておき持ち帰りましょう。
気になる費用はどれくらい?(車体/カスタマイズ/DIY)
今回記事にするにあたり、”多くの飼い主様にとって「費用はいくらくらいなのかな?」と具体的に想像できれば自分ごとのようにワクワク記事を楽しんでいただけるのでは?”と思い、ゆきさんにお聞きしたところ金額についてもオープンにお答えいただきました(感謝)
【車体&カスタマイズ概算】
・車体約4,900,000円(ベッドキットやナビも含めた金額)
・カスタマイズ約200,000円(網戸17,600円/わんわんシート54,780円/小窓付ガラス交換137,500円)
ゆき:そこに手続き代が100,000〜200,000円くらいと考えると、総額5,200,000〜5,300,000円くらいだと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです!
【DIY概算】
ゆき:テーブルは板がホームセンターで1枚5,000〜6,000円。脚や蝶番、その他小物も全部合わせて&板や脚の加工(カット)代で10,000円くらいなので、テーブル2つで総額20,000円くらいです。
ゆき:【両サイド】100均の突っ張り棒(200円商品)4本+ネットで購入した遮光カフェカーテン(1枚1,000円程度)4枚
【前後】(全てホームセンター)伸縮性のカーテンレール(900円程度)2本+カーテン(1組3,000円程度)2組
どちらも車に取りつけるための金具が4,000円程度で、総額16,000円くらいです。
日常使いもでき、そして車中泊、キャンプといろんな場面で活躍してくれることを考えると、とってもコスパが良いと感じました。駐車場も普通のパーキングに入るのも嬉しいですよね!
車中泊に興味を持っている飼い主様へメッセージ
ここまで記事を読んだ飼い主様、「愛犬と車中泊してみたい!」「愛犬と旅に出たくなってきた!」という方も多いはず!
そんな皆様へゆきさんからメッセージをいただきました!
ゆき:キャンプに興味があるけれど…と思っている方にはキャンプよりもハードルがかなり低いのでオススメです! 準備も片付けもキャンプの比にならないくらいに手軽で、けれどアウトドア感や非日常感はしっかり楽しめます。
ハイエースは大きいから運転が…と言われることがありますが、ヴェルファイアやアルファードよりも車体は小さいですし、何より視線が高いので運転のしにくさはあまり感じません。街乗りでの不便さもありません。
まだまだ初心者ですが…車中泊、最高です! 私達はばんじろうを迎えて、楽しみ方の幅が物凄く広がりました。 もちろん最初は「車を買ったはいいけれど、本当に続けられるかなぁ」と少し思っていました(笑) けれど、いざやってみると…とにかく楽しい!!やる度に楽しい!!!
何より一番嬉しいのが、どこに行くにしてもりんたろうと一緒に楽しめる事です。りんたろうを置いて行くことも無ければ、りんたろうを理由に何かを諦めることもありません。家族みんなで楽しむ事ができます。
せっかくの人生やりたい事は全部やりたい!楽しい事をたくさん計画して実行したい!と思っているので、私たちにはぴったりな車だと思っています。 これからもりんたろうと一緒にたくさんのワクワクと楽しいを探しに、日本各地を走り回ろうと思います!
キャンパーでもあったご夫婦ならではのご意見ですね。車中泊は確かに準備も片付けも楽ちんで、何より必要なグッズを車に積んでおけば、愛犬といつでも気軽に旅に出られる身軽さが魅力的だなとインタビューしながら感じました。
まとめ〜日本全国の空気をりんたろうと体感したい〜
最後に、ゆきさんにこれからハイエース(ばんじろう)で叶えたい、りんたろうくんとの夢を聞いてみました。
ーりんたろうくんと叶えたい夢は?
ゆき:47都道府県、日本全国の空気をりんたろうと体感したい!目指すは10年20万キロ!!
北海道に住んでいる時からいつか行ってみたい思っていたのと、インスタでたまたま見た写真がどれも綺麗で「やっぱり行ってみたいなぁ」と思って、今年はまず淡路島に行こうと思っています。
千里浜なぎさドライブウェイに行ってばんじろうで砂浜を走ってみたいし、久しぶりに京都旅行や九州旅行もしたいです。車中泊をしながら青森まで行って、そこから北海道に帰るのも楽しそう!という話もしています。
日本全国、色んなところに行ってその土地の美味しい物を食べたり、綺麗な景色を見たり、その思い出を写真に納めたり…それを動画にして楽しかった記録としてたくさん残したいと思っています。そしてその『楽しかった』を北海道にいる家族とはもちろん、色んな方々とシェアできたらと思います。
ゆきさん、とっても素敵な夢ですね!!
「私たちのワクワクが全国の飼い主さんの次のワクワクに繋がれば嬉しい」とのことで、詳しくインタビューに答えてくださったゆきさんご夫婦、そしてりんたろうくんありがとうございました!
全国的に愛犬と泊まれるお宿は増えてきているものの、まだまだ数が少なかったり行きたい地方になかったりします。そんな中で快適な環境を整えた車中泊の旅は「愛犬との旅」の選択肢をぐんと広げてくれます。
愛犬とアウトドアの相性を確かめよう
ただ車酔いをしてしまうわんこや、慣れない環境が苦手なわんこもいます。愛犬と車中泊やアウトドアの相性を確かめるために、まず春や秋の過ごしやすい季節にゆきさんご夫婦のようにキャンプから始めてみたり、近い距離での車中泊を始めて「愛犬に負担がないか?」「改善点はないか?」と細かくステップを踏んで確認いきましょう。そしてリード着用や糞尿の処理はもちろん、各地のペット連れのマナーを守り気持ちよく利用することで、今後もっとペットokの施設が増えてたなら、とっても嬉しいですね♪
愛犬とアウトドアの相性が確認できたら、気軽で魅力たっぷりの車中泊の旅を始めてみませんか?
私自身も北海道の大地をいつか愛犬と車で回ることが夢です!!
ゆきさんのInstagramのアカウント(@rintarogram)ではりんたろうくんとキャンプや車中泊を楽しむ様子がアップされているので気になる方は要チェック!